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新聞

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Nepalからの荷物のなかにエアパッキン代わりにたんまり詰めてあった古新聞。シワをのばしてたたんで紐で結んで…
一枚一枚読めないヒンドゥー文字の新聞を見ているうちにちょうど一年前に訪れたカトマンズの事を思い出しました…

空港につくとカトマンズは異様な静けさに包まれていました。車やバスの排気音がまったくしない…そう、カトマンズはストライキの真っ只中だったのです。迎えに来てくれたBさんいわく、「日本人にはちょっと解らないかなあ~…"ヒューマンライフ"のストライキ」だそうで外国人観光客には無関係だからかろうじてオートバイはOK、(それでも走ってるバイクは私達の一台だけでしたが…)という事で"AIRPORT PICK UP"とマジックで段ボールの端切れに殴り書きしただけのプレートをぶら下げてスーツケースを体で挟んで大きなバックパックを担いでヨロヨロとストライキデモの行われているストリートを横断して行くことに…。
途中デモの首謀者みたいなまだ10代にしか見えない男の子にオートバイを停められたりもしましたが、車が走らないとこんなに空気が綺麗な町なんだな、と普通では体験できないカトマンズ市内を無事に通過してBさんのお家のあるパタンまでたどり着く事ができました。
私達日本人には理解できないヒューマンライフのストライキ。しかも首謀者たちは皆若者…。きっと将来に光りを探しながらも漠然と不安な日々を仕事もなく学校に行く事もできず、悶々と過ごす若者達のフラストレーションがこういう形になったのかな…と、あのアイスキャンディーを舐めながら二人手を繋いでデモの中心に立っていた男の子達をBさんの肩越しに恐々覗きながら私は思っていたのでした。

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by iroirostyle | 2008-06-10 09:04 |